何べんやり直してもあかんもんはあかんようです - まんぼう日記 というわけで,生まれ変わってみました (^^;
はい,要は昨日の FreeBSD 新規インストールの話のつづきです.後半に回り道帰宅の余談付き.
環境というか条件というか
- Mac OS X + VirtualBox 上にインストールした FreeBSD 10.1-RELEASE
- Apache 2.4 + PHP5.4 で PukiWiki 1.5.0 が動くようにする
httpd.conf の修正など
FreeBSD をインストールして,Apache と PHP をインストールする話は昨日書いた通り( cf. 何べんやり直してもあかんもんはあかんようです - まんぼう日記 ).昨日のうちに済ませてた httpd.conf の修正とかの話をメモしときます.
/usr/local/etc/apache24/httpd.conf
念のため書いときますが,以下はたかたかの所の目的に応じた修正です.よくわからずまねしたりすると,気づかんうちに変な穴をあけることになったりしますから,参考にするだけにして下さい.ということで,httpd.conf の修正箇所を上から順にならべると次の通り.
まずは,~/public_html/ を使えるように.
# # Dynamic Shared Object (DSO) Support # : < #LoadModule userdir_module libexec/apache24/mod_userdir.so --- > LoadModule userdir_module libexec/apache24/mod_userdir.so (LoadModuleの行の先頭に#がついてコメントになってたのをはずして有効にした)
次は,説明不要ですね.
< ServerAdmin you@example.com --- > ServerAdmin (ひみつ)
それから,DocumentRootに関する設定.
DocumentRoot "/usr/local/www/apache24/data" <Directory "/usr/local/www/apache24/data"> : < Options Indexes FollowSymLinks --- > Options FollowSymLinks
(ディレクトリへのアクセスでファイル一覧が表示されるのをやめ) : # # AllowOverride controls what directives may be placed in .htaccess files. # It can be "All", "None", or any combination of the keywords: # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # < AllowOverride None --- > AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit (コメント通り) : </Directory>
次は,ディレクトリに対するアクセスの際に,そこに index.html か index.php があったらそれを表示するように.
# # DirectoryIndex: sets the file that Apache will serve if a directory # is requested. # <IfModule dir_module> < DirectoryIndex index.html --- > DirectoryIndex index.html index.php </IfModule>
ログの設定./var/log/httpd というディレクトリを作ってそこに吐くように,それからアクセスログの方は common から combined に形式を変更.
< ErrorLog "/var/log/httpd-error.log" --- > ErrorLog "/var/log/httpd/error.log" : <IfModule log_config_module> : < CustomLog "/var/log/httpd-access.log" common --- > #CustomLog "/var/log/httpd-access.log" common : < #CustomLog "/var/log/httpd-access.log" combined --- > CustomLog "/var/log/httpd/access.log" combined </IfModule>
拡張子 .php のファイルをPHPのファイルとしてちゃんと扱ってくれるように.
<IfModule mime_module> : AddType application/x-httpd-php .php (この行を追加) </IfModule>
2つの設定ファイルを include してくれるように.
# User home directories < #Include etc/apache24/extra/httpd-userdir.conf --- > Include etc/apache24/extra/httpd-userdir.conf : # Various default settings < #Include etc/apache24/extra/httpd-default.conf --- > Include etc/apache24/extra/httpd-default.conf
/usr/local/etc/apache24/extra/ のファイル
httpd-default.conf の方は
< HostnameLookups Off --- > HostnameLookups On
としました.これで,ログファイルに記録されるアクセス元が,IPアドレスそのままじゃなくてDNSサーバから教わった名前になります.
httpd-userdir.conf の方は
< AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Indexes < Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec --- > AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit > Options MultiViews SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec
と,いずれも Indexes を削除.
/usr/local/etc/php.ini の修正
こちらはちょっとだけなので,diff の出力そのままを.
# diff php.ini-production php.ini 663c663 < post_max_size = 8M --- > post_max_size = 64M 791c791 < upload_max_filesize = 2M --- > upload_max_filesize = 64M 909c909 < ;date.timezone = --- > date.timezone = "Asia/Tokyo"
主に,PukiWikiの添付ファイルのサイズ制限を緩めるため.ちなみに,PukiWikiの attachref プラグインを使うひとは attachref.inc.php の中にじかにサイズ制限値が書いてあるのでそれも修正する必要があります.date.timezone を設定しないとどうなるかは,Googleさんにでも聞けばわかるでしょう.
VirtualBoxの設定
以前書いた( VirtualBox上のゲストOSのブート&スナップショット撮影の自動化 - まんぼう日記 )ように,たかたかの環境ではホストOSのブート時に管理者ユーザで自動ログインするようにして,ログイン時にVirtualBoxのゲストOSも自動で起動するようにしてます.それから,毎日ゲストOSのスナップショットを撮るようにしてます.
今回ゲストOSを新規で作成したので,その設定をしてるファイルも修正する必要があります.修正したら手動でシェルスクリプトを実行して,起動&スナップショット撮影の動作確認.
ついでにメモ.デフォルトの VirtualBox の設定では,ゲストOSに関する情報は ~/VirtualBox VMs/hoge/ に置かれます.hoge はゲストOSの名前ね.で,~/VirtualBox VMs/hoge/fuga.vdi ってファイルが,ゲストOSの仮想ディスクイメージです.スナップショットを撮ってない場合,ゲストOS起動中にこの巨大なファイルの中身が刻一刻と変わっていくので,TimeMachine バックアップとか考えるといや〜んなわけです.
ですが,スナップショットを撮ると,~/VirtualBox VMs/hoge/Snapshots/ の中に,上記 fuga.vdi よりは小さいサイズの差分ディスクイメージが出来て(スナップショットの分と現在の状態の分),現在の状態に対応したイメージのみが変化していくようになります.これならば,仮想イメージが TimeMachine バックアップの容量をあっという間に食いつぶしてしまうという心配はいらないでしょう.TimeMachine は変化のあったファイルだけを追記していくようになってますので.
でも毎日スナップショット撮ったりしてると差分の差分の差分…が一杯できてそれはそれで大変.たまに VirtualBox マネージャでスナップショットを削除して整理するとよいでしょう.単に削除するだけじゃなくて情報をマージしてくれるので安心です.ちなみに,ツリーの最上位にあるスナップショット(オリジナルの vdi との差分)を削除すると,オリジナルの vdi の方にマージされて,そちらがそのスナップショットの状態を保存したものになります.
その他いろいろ
いくつかソフトをインストール.
# pkg install emacs-nox11 # pkg install ja-nkf # pkg install japanese/less
それから,/var/log/httpd/ のログファイルのローテーションの設定.
回り道して帰宅
無事復旧作業もおわったので,回り道して帰宅.
大学 ==> 文化ゾーン ==> 滋賀医大裏 ==> 芝原から堂へ ==> 大戸川沿い ==> 洗堰 ==> 瀬田川右岸を北上
ってルート.いくつか写真を.あいかわらずどうでもええもんばっかしです.
左は,堂にて.なんの花でしょう? 右は,大戸川緑地の例の設備( cf. 湖南アルプス方面へてくてく - まんぼう日記 ).なるほど,川の流れの速さってこんな風に観測するんですか.しかしたかたかは「湖南アルプス…」のときも含めて何回か通りかかってましたが,こんなおっきな表示に気づかへんかったんでしょうか.それとも最近ついたんでせうか?
おつぎは洗堰の例の線路( cf. 南郷ほたる橋を渡ってきました - まんぼう日記 ).右下は「南郷ほたる橋を…」の時に撮った写真です.反対側は上のようになってました.ってここも何べんも通ってるのに,線路をまたいでること意識してなかった (^^; 観察眼鈍いことこの上ないですな.
京滋バイパスの橋の下の表示.わかります? そう,オレンジ一色やったんがいつの間にかカラーになってます.この表示はほぼ毎日見かけてるはずやのにいつ切り替わったかわからへん (^^;; 観察眼にぶにぶ.で,右は某大学ボート部の艇庫(?).前からなんか顔っぽくて気になってたんをついに撮影. オカザえもんに似て…ませんか.あ,どうでもいいですね.
というわけで,
12.05km, 1時間22分59秒, 6:53min/km (8.71km/h),
という回り道帰宅でした.
https://www.runtastic.com/ja/users/takashi-takahashi-13/sport-sessions/414460171