論理ゲートの実現法について
今日は後期水曜の授業の1回目でした.今年度から担当することになった1年生向けの講義も今日から.情報処理の基礎に関する必修科目です.とりあえず1回目は大きなトラブルもなくひと安心.
で,一息ついたら次回以降の準備をいそいそ.2回目の分の講義資料を仕上げて,3回目の授業の構成をあれこれ考えます.たかたかはへっぽこなので,特に新しい授業を立ち上げるときはいつも自転車操業で目を回してます (@_@;
そんなこんなで,2回目と3回目でやる予定のANDとかORとかそういう論理ゲートの話の中で,そいつらを物理的に実現する方法についての説明をどうしょーかなーと思案中.電気とか電子とかの学科ではないので,トランジスタとかリレーの話をしても全然ピンとこーへんやろし….
とか考えてたら,ドミノで加算器作ったひとたちがいるってのを思い出しました.
- Domino Computer worksheets | Think Maths
- 1万個のドミノで「9+3」に挑戦 世界初、ドミノを倒して論理演算を行う「ドミノ・コンピュータ」が誕生するも計算結果はまさかの…… - ねとらぼ
その記事見てたら,今度は
やとか….じっくり見てまいましたがな.おっと,遊んでたわけやないですよ.仕事ですよ (^^)
というわけで,授業中にこれらの動画を見せるっちゅうプランを考えてます.マリオメーカーの方はいろいろややこしいとこあってちょっと難ありですが,ドミノは本気でいけるかも.
眼からビーム
その仕事の後,今度は高校生向けの授業の準備をあれこれ.来週,某高校に出張授業に行くのです.画像は数値の集まりやから数値をいじれば見た目が変わるねって話からはじめて,動画像処理とか,物体認識や画像検索の実験とか,デモをたくさん見て楽しんでもらう方向.
デモのネタというかタネは,受験生向けオープンキャンパスとか学園祭の研究室公開でいつも使ってるのがあるので,それが使えます.なんですが,昔からやってたデモの中にひとつだけ,最近できなくなってたのがありまして,それを復活させたくなりました.ずっと前に大学院生と一緒に書いた顔検出のプログラムです.
OpenCV の Haar 特徴ベースの顔検出器を利用してごにょごにょするもんなんですが,OpenCV 1.1 の頃にC言語で書いたプログラムやったので,OpenCV を 3.0.0 にしたらついに動かなくなったんですね.
で,動くように修正するんが面倒で,Python 使って一から書き直してまいました.OpenCV のチュートリアル( OpenCV: Face Detection using Haar Cascades )と昔のCのプログラムを見ながら作業したらあっという間に完成.
ソースはこちら:
https://gist.github.com/takatakamanbou/37c55604d73ef1b857aa
こんなんです (^^;
ここで力説しても意味ないですが,ビームの動き方とか色の変化の仕方とか,微妙に進化しました (^^;
できたできた.おっと,遊んでたわけやないですよ.仕事ですよ (^^)