まんぼう日記

takataka's diary

「造物主の選択」読了

(cf. 旧「まんぼう日記」を発掘 - まんぼう日記 )

 

「造物主の選択」 読了(cf.  「こいつにはストレスはまったくない」 - まんぼう日記 )。 おもしろい、おもしろい。久々に「これぞホーガン!」ちゅう感じがしました。 ラストがちょっとあっけなかったけど。 異星人性格最悪て聞いてたけど、なんかかわいらしう感じたのはたかたかだけでしょうか。 まだまだ甘いよ。 「相手の気分を悪くすることで自分がいい気分になる」というのをただ実行するだけやのうて、それを口に出して相手をさらに嫌な気持ちにさせるくらいやないと (^^;。

 

本書の一番のお気に入りシーンは、p.343の

 

すると彼の頭の中に、神秘の声の応答が返ってきた-
「…」(ネタバレにつき省略) 

 

というところ。もう、大笑い。 ああ、哀れなグルーアクの顔が目に浮かぶようです。 それに、さすがコンピュータに詳しいホーガンだけあって、クラッキング(と言えるんかな、あれは)のシーンもイカしてます(p.435とか)。 それにしても、たかたかが前作「造物主の掟」を読んだのは1988年。 もう10年以上たってるんやけど、読者としてのおれって全く進歩してないなあ。