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まんぼう日記

takataka's diary

まんぼう日記いんハワイ島 2日目

(cf. 旧「まんぼう日記」を発掘 - まんぼう日記 )

 

 

8時頃起きて学会会場へ。 registrationを済ませて、一つのセッションの部屋へ。 たぶん50人は座れる用意したあるけど、参加者10人もおらへん。 朝一番やからやろうか、それともみんな遊びに行ってしもたんやろうか。 まあ俺かて人のこと言われへんしな。

 

午後はマウナケア・サミットツアーに参加するのです。 というわけで。 部屋でツアーに行く準備をする。 Sunfish2号の電源を入れてみたら、ちゃんと動くぞ。 こいつの電源アダプタは100Vから240Vまで対応してるし、 ハワイは日本と同じコンセント形状で電圧もたいしてかわらへん(115Vやったかな)から、そのままプラグさすだけ。 電子メイルでもらったツアーの日程を印刷すんの忘れてたので、Sunfish2号の中のファイルを確認。 2時にホテルのそばのショッピングセンターを出発して10時に戻る予定。

 

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写真は、昨日ホテルから撮ったマウナケア山。 肉眼ではすばるやケックらしきドームが見えたが、これではようわからへんね。 高解像度モードで撮ればよかったかも。 昨日はこんなにいい天気で星もばっちり見えたそうやけど、今日は山頂は雲に覆われてて見えへん。 登ってる間に晴れたらいいねぇ。

 

ショッピングセンターの入り口で待っていたら、十数人乗りのバンが一台やってきた。 こいつに乗ったままで山頂までいけちゃうのだ。 参加者は西洋人と日本人がだいたい半々。 一番後ろの席に、コロラドから来たというおじさん、たかたか、たかたか同様NOLTA参加のためにハワイに来たという先生の三人で座る。

 

道中いろいろおしゃべりをしたところによると。 コロラドから来たおじさんは、1950年代に米軍パイロットとして郡山にいたことがあるとか。 で、今はコロラドにある人工衛星を作ってる会社のquality engineerやそうな。 NASA JPLに納入する赤外線天文衛星に関わる仕事をしてると言っていた (あ、太陽をめぐるて言うとったから、人工衛星やのうて人工惑星やね。そんな計画あんの知らんかった)。 その後、富士山はどれくらいの高さあるんだいと尋ねられて、たかたかは4,000mないよと言った。 次にたかたかがマウナケアってどれくらいの高さですかと尋ねたら、おじさんは14,000ftくらいだよ、と言った。 でも、二人ともメートルとフィートの変換ができなくて、その時はどっちが高いのか二人ともわからずじまい。 (あとでガイドのお兄さんが教えてくれたところによると、マウナケアは4,200mやそうな)。 で、こないだの火星探査機の話(制御ソフトの中にメートル法/ヤードポンド法を取り違えた部分があったため、火星軌道への進入に失敗した)になって、やっぱりわからへんよねえ、と両者納得するのであった。

 

日本で山道というと、普通曲がりくねった急カーブ・急勾配の連続をイメージするかと思うけれど。 ハワイ島の島は裾野がやたら広くてなだらかな山容をしているため、ひたすらまっすぐな道をぶっとばしてるうちにあっという間に何千メートルも登ってる、という感じ。 標高1,000m位からは、アップダウンのはげしい道をものすごいスピードでぶっとばすので、すっかりジェットコースター状態。 で…

 

途中の施設でいったん車をおりて休憩。 覚えてないけど、この時点ですでに3,000mはかるくこえてたと思う。 かなり寒い。 バンに用意されているコートをみんな着る。

 

建物に入って用を足す。 ここはどうやらエリソン・オニヅカ氏(チャレンジャー号事故で亡くなった、初のハワイ出身、初の日系人宇宙飛行士。教師だったんでしたっけか)の記念館らしい。 昔の望遠鏡なども展示されている。

 

その後サンドイッチをもらって食べる。 ガイドのおにいさんは、みんなが食べている間ずっとすばるとかケックとかの話をしていた。 すばるは一枚の反射鏡を使った望遠鏡では世界最大やとか、補償光学系の話やとか、その分建設費が高くついたとか、ケックは小さい鏡を複数組み合わせて使っているとか、その分安くできたとか、そういう話。 それから、マウナケア山はもともと、ハワイ島にある個人所有では最大の牧場の土地やったのを、ハワイ大学が譲ってもらったらしい。 で、ハワイ大学はその土地を世界中の天文台に年間1ドルで貸すかわりに、望遠鏡の時間枠をもらってるそうな。

 

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写真は、となりにある天文学者らの休憩施設。 みんな夜は上にいて、昼間ここに帰ってきて眠るので、ここは「世界最大のドラキュラハウス」と呼ばれてるとか。

 

中間施設からしばらくは無舗装の道路。 でも、山頂が近づくと、また舗装路に戻る。 車が舞い上げるちりが望遠鏡に悪影響を及ぼすかららしい。 ここでガイドのおにいさんは、 「すばるの鏡は、すばるのくせにスバルじゃなくて三菱が運んだんだ。まあ俺は三菱の車が大好きなんだけどよ」 とかジョークを飛ばしていた。 やるなお主。 とか思ってしまった。

 

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やってきました山頂付近へ。 やはり雲がかかったままです ;_; とりあえずすばる(左)とケック(右のペア)をバックに記念撮影。 風も強いしめっちゃ寒いです。

 

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標高4,200m、気温は-1度(華氏かセ氏かわからへん)。 自分の時計によると、気圧はおよそ620hPa。 その証拠にと写真をとってみたが、大失敗。 しょうがないので、帰国してから最低気圧の記録を呼び出して撮りなおしたのが下の方の写真。 となりにいるのは日光土産の「眠り猫」。 意味はない。

 

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どっかの光学望遠鏡(左)とどっかの電波観測施設(右)やったかな。 忘れてしもた。

 

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ふたたびすばるの写真。 ガイドのおにいさんが、 「このシリンダ状のドームは、普通の半球状のドームよりも空気のturbulenceを減らすようにと設計されたものです。日本人はsmartだね」 と言った後、日本語で説明しようとして、turbulenceって日本語でなんと言えばいいのか尋ねてきた。 この場合turbulenceは「乱流」やけど、らんりゅうと言っても日本人に通じひんかもしれん、とか余計な気を回したおれは、「妨害」やとか教えてしもた。 どうしよう。 ちゃんと訂正しといたらよかった。 どなたかもし彼に会う機会があったら、教えてあげて下さい。

 

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日の入り。 ほんまは、ハワイの海に沈む素晴らしい夕焼けを眺めたあと、望遠鏡で壮大な宇宙を眺めるというツアーなんやけど。 空がこんなではどないもならんっすね。 まあ、すばるやケックをこの目で見ることがでけただけでももうけもんでんな。 雲間に沈む夕日というのもなかなか綺麗やったし。

 

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夕日のなかのすばるとケック。 霧が晴れたほんの一瞬をねらったもの。 この後は、霧に隠れてまったく見えんようんなってしもた。

 

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日没。

 

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日没その二。

 

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日没その三。

 

てなわけで、望遠鏡をのぞくこともなく、予定より早く下山開始。 たかたかは、帰りの道中ずっと、低気圧のせいか頭がぼーっとしてやたらと眠うてかなわんかった。 あんまりよう覚えてへんし。 やっぱり高山病やろうか。 9時頃に、出発したのと同じ場所に到着。 結局、星が見えんかったということで、ツアー料金は半額にしてもらえることになった。

 

ツアーで一緒だった先生と共にショッピングセンター内のステーキハウスへ。 ロブスターとフィレステーキのセットにものすごく心を引かれたが、食べきれる自身がなかったのでロブスターのみにする。 めっちゃうまかったっす。 ビールも含めておよそ40ドル。 日本におるときには考えられんくらいリッチな食生活や。

 

ホテルに帰りついたのは10時過ぎ。 あとはベッドへばたんきゅー。