まんぼう日記

takataka's diary

「コンピュータ画家アーロンの誕生」

(cf. 旧「まんぼう日記」を発掘 - まんぼう日記 )

 

関東地方が梅雨入り。

 

昨日の日記を読んだ方からコメントを頂きました。

「コンピュータ画家アーロンの誕生」 パメラ・マコーダック 著 下野隆生 訳

この本、ぼくも去年買いました。 斜め読みしかしてないけど、面白かったです。 アーロンはつくば博でも展示されていたらしいですね。

僕がこの本を読んで刺激を受けたのは、40歳になって 既に得ていた画家としての地位を捨てて、新しい フィールドに飛び込んで、そこでも高いレベルの研究 を成し遂げてしまう、筆者の生きざまにです。

我々もこうありたいものですね。

ほんまにそうですねえ(たかたかはまだこの本読んでないですが)。 自分の興味あるものに情熱を注ぎ続ける、そしていろんなものに好奇心を抱き続ける… 経験を積めば積むほど失ってしまいそうになるこういう姿勢をなくしたらあかんなあ、と思います。 ほんまに。

この本とは関係ないですが、

Art and Representation

という本も2年位前に買って、これはまだ斜め読みすらし終わって ないのだけれど、人間がどのように外界を捉え、それを2次元平面に 描写してきたかが、美術史、心理学、認知科学、の知見を取り入れて 解説されていて、大変興味深いです。 翻訳されたら結構売れると思うんだけどなあ。
美術と視覚心理に関する仕事では、ゴンブリッチ卿の一連の仕事が有名です。
  • 芸術と幻影 : 絵画的表現の心理学的研究
  • イメージと目
などは、この方面の古典です。

有益な情報ありがとうございます。 たかたかのしょぼい日記をきっかけにこんなすばらしいコメントが頂けるなんて、とっても嬉しいですわ。

 

今日の認知心理・記憶研究会は、たかたかの先輩Tさんによる、ARVO(The Association for Research in Vision and Ophthalmology)の報告会。 御自身の研究と関連の深い、色・運動知覚に関する心理物理研究の紹介でした。 お茶菓子がわりにたかたかが持っていった「永平寺」という一口サイズの沢庵(^^;がなかなか好評やった。 また今度探してみよう。 来週は、たかたかが発表します。 テーマは、 ニューラルネットワークってどんなんか。 何ができるんか。 というあたり。 工学の人間が言う「学習」とはどんなもんか、「ニューラルネットワークの学習」とはどんなもんかというイメージをつかんでもらえればええと思っています。