(cf. 旧「まんぼう日記」を発掘 - まんぼう日記 )
- 「ハッカーと蟻」 ルーディ・ラッカー 著 大森望 訳 ハヤカワ文庫 ISBN4-15-011161-8
読了。 ストーリーはありがちなな話。キーワードはロボットと人工生命。 でもストーリーはどうでも良くて、リアルなハッカーの生態描写が楽しいです。
「…クワーキイは、Forthの上で動くLISPパーサだ」
ぼくは重いためいきをついた。
こういうの読んで思わずにやにやしてしまう、というヒトにおすすめかな。 ちなみに、Ruckerさんのページはこちら。
そうそう、昨日は大学に寄って、注文しておいた本
- 「脳と心」 別冊日経サイエンス 107 日経サイエンス社 ISBN4-532-51107-0
別の別冊を注文したつもりが、番号書き間違えてしもてこっちが届いた。 実は2冊目。でも前買うた分は何年も前から貸したままんなってて、しかもちょっと返してもらいに行きにくかったりするから、丁度ええわ。 - 「コンピュータ画家アーロンの誕生」 パメラ・マコーダック 著 下野隆生 訳
紀伊国屋書店 ISBN4-314-00830-X
をゲットしました。
5月号の電子情報通信学会誌に、通信学会が出してる論文誌などのインパクトファクターがのってます。 インパクトファクター(IF)というのは、ある学術論文が参考文献として他の論文から何回引用されたかを表す数値で、論文の重要性の指標とされるもの。 研究者の業績を数値化する際に用いられたりします。 論文誌のIFというのは、その論文誌に掲載された全論文のIFの平均です。 IFの大きい論文誌に載った論文の方が格上とみなされたりするわけです。
たかたかの研究分野に近いとこらへんの具体的な数値はというと、
IEEE Trans. Pattern Anal. Mach. Intell. 2.085 IEEE Trans. Comput. 0.778 IEICE Trans. Inf. & Syst.(通信学会の英文誌) 0.037 通信学会(D-II) 0.306 情報処理学会論文誌 0.288 電気学会(電子・情報・システム部門誌) 0.144 通信学会誌 vol.82 no.5 pp.479-484 より
``NATURE''とか``Science''とかはIF20位あるらしいですがまあこれは別格として、やはりIEEEみたいな国際的な学会とは差がありますねえ。 たしかニューロ関係の主な雑誌もIFは2とか5とかあったように記憶してるし。 極端なことを言えば、日本の論文誌の場合掲載されても誰の役にも立たんものが多数を占めてるというわけで…。 やっぱり英語の論文書かな。
ネットニュースで、うちの近所(桜)に友朋堂書店の出店計画があることを知る。 おお、是非是非お願いします。