まんぼう日記

takataka's diary

ひとめあなたに…

(cf. 旧「まんぼう日記」を発掘 - まんぼう日記 )

 

久ぶりにホームディレクトリのバックアップをとる。 別のハードディスクへの引っ越しも含めて4時間もかかってしもた。 ふう。

 

えっと。新井素子さんの「ひとめあなたに…」を読みました(cf. 世の中進歩してるんですねえ - まんぼう日記 )。 これはどういう話かというと。一週間後に地球に巨大ないん石が衝突する-まあそういう状況なわけ。

で。

…極限状態においこまれた女の子や女達がどういう風に狂うか、といった話なんです。
(あとがきより) 

 そして。

この話は、絶対、ラヴ・ストーリーです。 他の人が何と言おうとも、ラヴ・ストーリーです。
(あとがきより)

 ふう。まねっこ終わり。

 

「ひとめあなたに…」との想いを胸に秘め、主人公は、すべてが狂った街の中を彼の所へと歩いてゆきます。 その遠い道のりの途中、彼女は、いつもと変わらぬ様子を見せる女性たちに出会います。 狂気の世界に自らの「しあわせ」を見出し、自己完結的な幸福の中で死んでゆこうとする女性たち。 そんな彼女たちの「しあわせ」を否定することができず、この世界が現実のものであるという証拠をみつけることのできない主人公。 生きることの意味を自問しながら歩き続ける彼女は、ようやく彼のもとにたどり着き、そして…

 

こんな感じっすか。

 

今日はとても天気が良い。 図書館前広場の芝生で思わずひなたぼっこをする。 春休みですっかり人気がなくなったキャンパスに響くのは、鳥たちの鳴き声と池の鯉がはねる水音ばかり。 ぽかぽかしてあんまりいい陽気なもんで、かばん持ってきて芝生の上で研究やら読書やら書きもんやらしてみる。 どうせ今日は夜まで誰も研究室来んやろし。 陽の光の下で数式いじくりまわすんは妙な気分やけど、ああ、こりゃたまらん。 ええ気持や。癖になりそう。服が芝だらけになんのがナニやけど。